2026/03/24 17:23
前回の記事でチラッと触れましたが、アニメ「チ。」にハマりまして…。
(そもそものきっかけはサカナクションが好きで「チ。」の主題歌の方から入ったんだけど)
中でも、「バデーニ」という頭脳明晰で傲慢で狂気的な修道士にどハマり。

作中でバデーニ様が「普遍論争では唯名論です。アベラールを支持します」とおっしゃるのを聞き「バデーニ様が支持する人物&思想を深く理解したい!」と駆り立てられ「アベラールとエロイーズ 」という本を購入する始末…。

こちらは1939年に発刊された本で、中世のフランスの学者ピエール・アベラールとその弟子エロイーズが交わした書簡(手紙)などが主に書かれております。
「チ。」の作中で、本(文字)を読む事が出来ないオクジーくんに向かって勉強家のヨレンタさんが
『文字は、まるで奇跡ですよ。あれを使うと時間と場所を超越できる。 200年前の情報に涙が流れることも、1000年前の噂話で笑うこともある。文字を読む時だけは、かつていた偉人達が私に向かって口を開いてくれる。文字になった思考は、この世に残ってずっと未来の誰かを動かす事もある…。そんなの…まるで、奇跡じゃないですか?』
と話すシーンがあるのですが、まさに今、ワタクシは中世フランスの学者ピエール・アベラールの赤裸々なお手紙を、約915年もの時を超えて堂々と読む事ができているのです!奇跡だわ!としみじみと感じるのです。
(アベラールからすれば、たまったもんじゃないかもしれないけど…)